妊娠中はやせすぎも太りすぎも、ママの体や赤ちゃんに様々な疾患リスクを高めることになります。
体重の増えすぎは、糖尿病・妊娠高血圧症候群や難産になりやすく、
逆に、太りたくないと言って体重増加を抑えすぎると、貧血や低出生体重児の割合が高くなります。
小さく生まれた赤ちゃんは、将来大人になって肥満や高血圧、虚血性心疾患、糖尿病など生活習慣病になるリスクが高くなります。
ママの体は、赤ちゃんの将来にも影響をあたえるのです。
だからこそ、しっかりとした栄養管理と体重コントロールが必要です。
出産に備えて適切な体づくりを行っていきましょう。
母乳とミルクにはそれぞれ特徴があります。当院ではこれから育児をされるママに対し、この2つの栄養方法についてそれぞれを説明し、両者を理解してもらった上で、ママの行いたいと思う栄養方法にいついて個々の想いにより添いながら価値観に合わせ、サポートしていきます。
母乳で育てなければいけないという病院の方針ではありませんので、栄養方法(ミルク、母乳、混合)などを妊娠後期にお渡しするバースプラン(お産や育児の計画書)へご自由に意思をお書きください。
母乳育児を頑張りたいママには、だき方や吸わせ方、おっぱいマッサージなどを通して一人ひとり個別に手厚くサポートしていきますので安心してお任せください。